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認知症について、考えていること。たくさんあるがとりあえず全部吐き出しちゃおうと思ってここに書きますね。
そうだな、、、こないだ、スタッフに伝えてなるほど、と言われたこと。 夕方、何度も立ち上がるふらつきのある利用者さん。見守りでつかないといけないのだがあまりに頻回のため、夕食作りとか、トイレ介助とかに入れなくなり、現場は立ち行かなくなってしまう。あんなに立ち上がっているから、あの方は褥瘡(とこずれ)が出来ないんだね~。 日中、何度も平気か?を言う入居者さん。何を見ても、なんども 平気か?平気か?と聞いてくる。最初は平気ですよ、と答えていたスタッフたちも後半反応しなくなってくる。 むせがある方なのだが、誤嚥性肺炎にはならない。ああやって話しかけることで誤嚥予防になってるんだねー。 困った、と思う行動も、それによってメリットがあるという話。 ■
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by soundtrack6969
| 2017-08-24 00:40
ツイッターで書ききれないので、こちらにまとめてみます。
今日、新人社員にホーム長が同行で指導していました。私の職場はグループホームという小規模単位の介護施設なのですが、一ユニットで九人の利用者さんがいます。 朝食について、細かな注意事項があるのですが、ホーム長は新人に、提供のたびにこと細かに伝えていました。 「○○さんは呑み込みが悪いからとろみ材をつけて、、、とろみの形状はこのくらいで、そのためにはコップ一杯にいれるとろみ材はこの位の量で、、、。」 「◇◇さんは食事中進まなくなってしまうから時々促して、まず箸をもってもらってから声をかけてね。スタッフが食べさせちゃだめですよ、それは本人のできる部分を奪ってしまうからで、、、」 聞いていて思ったこと。これ、覚えきれるのかなあ?細かな注意事項がそれぞれの方にあり、それが九人分。一度聞いただけじゃわからないよな、でもこの上司は次回忘れていると、「前に教えたよね?」と注意してくるので、、スタッフがかわいそう。 これは、「自分の頭で考えて動く部下の育て方」のP91ページ、一気に教えすぎに当てはまる。これは私もやってしまっているなー。なぜかというと、どれも大事な情報だと思っているから。伝える情報の、優先順位がたてられていないから。それに、教える時間があまりないと思っているから、教えられるうちにたくさん伝えておこうと思ってしまうのだな。と、いう気付き。 さて、本ではどんな対策が取られているか?、、、ふむふむ。コピー取りを例にとっているのだが、具体的な教え方が書いてある。うーん、一日に一回しかない食事の場面だと、繰り返し型にするのが難しいかな?まず上司がやってみる。→本人にやってもらう。注意点を一緒に確認する。→一度本人にやってもらう→おさらい→その場を離れてやってもらい、終わったら声をかけてもらい、チェックする。 気づいたこと。教える前に準備が必要だ。例えば朝食の提供。僕のホームでは、トースト、卵焼き、スープ、バナナヨーグルトを提供している。一人ひとりの朝食の準備~提供までを分解しておくことが大事だ。こんな細かいこと?と思うけど、ひとつの工程としてちゃんと理解していないと、注意点をまとめて教えられない。いきあたりばったりになってしまう。 そして、職場での業務の標準化が必要。朝食の提供であいまいな部分があり、スタッフ間でやり方が違う。聞く新人は混乱するだろう。 会議で、仕事を分解し細かい工程にまとめること。そして業務内容を決定しスタッフによるブレがないようにすること。が、部下指導に入る前の第一歩なのだ!わ、、すごい発見だ。実際の指導する前から、始まっているのだ。 そうそう、介護現場ではずっと同じ人について教えてもらうのは中々難しい。色んな先輩社員、いうなれば複数の上司から、同じ内容の仕事を教えてもらうことになる。社員間の仕事のとらえ方が共通化できていないと混乱が生まれるし、教えかたもできればある程度同じにしておきたい。 今回読み直して心に残ったフレーズ。 ・一つ二つ、できていない点が目についても、すぐには指摘しない。 ・注意点を一つ一つ口に出して一緒に確認していく。(そうか、一つの工程に分解したら、注意点をリストしよう) ・おさらいは質問の形で行う。 ・その場を立ち去る。 ■
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by soundtrack6969
| 2017-03-09 20:30
| 介護
「上司一年生の教科書 自分の頭で考えて動く部下の育て方」篠原信
この本は、新人の部下にどのように仕事を教えたらいいか、が書いてある本です。 上司は仕事ができなくてもかまわない。上司は威厳がなくてもかまわない。など、今までにないリーダー像を提案しているところが新しいと思いました。 この本のテーマは、どうして指示待ち人間が生まれてしまうのか、どうしたら自分の頭で考える人に育つのか、です。一生懸命説明して、熱意をもって指導すればするほど、指示待ちの人間になってしまう。それを解決するためのアプローチ方法が具体的に書いてあります。ポイントは、教えないこと。どうしたらいいと思う?と聞いてしまうこと。そして出てきたアイデアを、おもしろがること。だと書いてあります。 第三章のコピーの取り方、メールの書き方、商談のロールプレイング、の具体例はなんども読み返して自分の身につけたいところだと思いました。 この本に共感するところとしては、作者の今までの失敗の経験が非常に痛みをもって感じられることです。その思いがあるから、こうして本にかけるノウハウを身につけたんだろうな、と納得します。それは、私もうまく働けた経験がないから、その気持ちに共感してしまうんだと思います。 ■
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by soundtrack6969
| 2017-02-09 22:06
| 本
ひさしぶりの更新。
二〇一六年の一年を振り返ってみます。 大きなイベント。 一月 引っ越し、マンション暮らしへ。妊娠判明。 二月 実践者研修、スタッフさんやめるきっかけを作る(笑) 三月 地域の物語メンバー花見。 四月 五月 バレエ発表会に出演 くるみ割り人形 六月 七月 八月 新潟へ自分だけ帰省。 九月 長男生まれる。 一〇月 十一月 お宮参り 十二月 空いている月は思いついたら書きます。引っ越しと長男誕生が大きなトピックですかねー。 うん。しっかりちゃっかり舞台に出演してるし。毎年何かしら出ていることは出ている。 二〇一七年はあまり出歩きませんが、その分足元を固める年にしたいと、、思っています。 以上振り返り終わり! ■
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by soundtrack6969
| 2017-01-27 00:52
| その他
マキノノゾミ作 「赤シャツ」の台本をデータ化するためワード入力中。
坊ちゃんの物語を下敷きに、それを赤シャツの視点で描いた異色作。赤シャツは八方美人で要領がよくて、でもそのためにいろんなところから誤解を受けてしまう。それが現代人みんな赤シャツじゃないの、という問題提起。 読み終わるとスッキリしない、痛いところをつかれたような、反論したいんだけどコトバが出てこない、グウの音もでないという感じになる。 個人的には坊ちゃんもも三四郎にも誤解されて新聞に事実と違うことを書かれてしまう、という同じモチーフが出てくることが気になっていたので、その部分をマキノノゾミも気になっていてこの作品の大きなテーマに取り入れたのではと思い、勝手に共感した。 自分の知らないところで違う話になっててそれがどんどん広がっていくなんて、なんて現代的なんだろう。最近の不倫、グループ解散のニュース、もろもろを思い起こさせる。
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by soundtrack6969
| 2016-11-28 01:08
| 映画・演劇・音楽
マキノノゾミ作 「赤シャツ」の台本をデータ化するためワード入力中。
坊ちゃんの物語を下敷きに、それを赤シャツの視点で描いた異色作。赤シャツは八方美人で要領がよくて、でもそのためにいろんなところから誤解を受けてしまう。それが現代人みんな赤シャツじゃないの、という問題提起。 読み終わるとスッキリしない、痛いところをつかれたような、反論したいんだけどコトバが出てこない、グウの音もでないという感じになる。 個人的には坊ちゃんもも三四郎にも誤解されて新聞に事実と違うことを書かれてしまう、という同じモチーフが出てくることが気になっていたので、その部分をマキノノゾミも気になっていてこの作品の大きなテーマに取り入れたのではと思い、勝手に共感した。 自分の知らないところで違う話になっててそれがどんどん広がっていくなんて、なんて現代的なんだろう。最近の不倫、グループ解散のニュース、もろもろを思い起こさせる。
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by soundtrack6969
| 2016-11-28 01:07
| 映画・演劇・音楽
先日ビデオでとっていたのを鑑賞。以下雑感を書いてみましたよ。
いやあ、面白かった。加藤さんって人、格好いいな。人間味に溢れているし、タフな感じもするし。でも(たぶん年上の?)スタッフからタメ口でからかわれていて、そういうとこも好印象でした。 最初のところ、うーん、もやもや?何を伝えたいのか曖昧なかんじがして、番組作った人もうまいこと切り取れなかったんじゃないだろうか。介護スタッフは無意識でやっているだろうし、番組スタッフも何かすごいけど何がすごいのかよく分からないってなっていたんじゃないだろうか。 アピールポイントとして、利用者の要介護度3割以上の人が改善したといっていた。全利用者は45名だそうなので、14人は改善したってことか。そう考えると物足りない気もする。 ぬか漬け作りやミシンがけ等のシーンを取り上げ、「やりたいことをやってもらうことで、、、改善した」とナレーションしてたけど、番組を見てると行動には全てスタッフの声かけ促しがあった。つまり、スタッフの高度な声かけ、やりたくなる環境設定の工夫があるということ。かなり意識的な仕掛けがあるはずで、そういう部分にもっとクローズアップしてほしかった。 閑話休題。番組では9年後認知症高齢者は700万人を超えるといっていた。9年後?は2025年問題のことですね。団塊の世代が皆75歳以上になるという。 団塊の世代、、、1947年~1949年に生まれた人。計算あってるかな?1949年生まれの人は、今現在67歳。9年後には76歳になっているはず。まあ外れてはいないかな? さて、出てきたフレーズのメモ。「環境と心理状態を整えて、感情に働きかける。」 「認知症の正しい理解で普通の人でも十分ケアはできる」 「迷ったら、俺がやっていいっていいそうだったら、やっちゃえ」(これすごいな) 「心を動かして仕事しよう」 感情、っていうのがキーワードな気がしましたね。 加藤さんは中学生のころ、いじめなどもあり自分の自信がなくなる、居場所がないと感じる経験をした。それは今、認知症で苦しんでいるお年寄りと同じではないか、と加藤さんは言う。 この経験がきっかけなんだな。そこで「自信を失った人へ居場所を作りたい」というコンセプトが生まれた。 思ったこと、、、認知症の人の気持ちが分からない、そんな人への伝え方のヒントになる。 「今までで一番自信をなくしたり、居場所がない、って思った経験ってある?僕はあるよ。中学生の頃、おでこが広いコンプレックスで人目が怖くて人と話せなかったんだ。何やっても面白くないし、うまくいかないし、いつもため息ついていた。もしかして、認知症の人も今、同じ気持ちなんじゃない?そう考えると、少し気持ちがわかる気がしませんか」 自分の過去の経験と結びつけて考えることができれば、別に子供の頃お年寄りと触れ合った経験がなくても共感できるんじゃないだろうか。 ・面白そうなアイデア ・きれいに書いちゃいけないノート。 イラストとセリフで書く。「細かい数字の記録なんか、誰も読みませんよね。イメージ湧きませんよね」ちょっとやってみようかな。 ・施設内に抜け道を作り、地域の人がとおり自然と交流が生まれる仕掛けー。 ・入居者さんが他の入居者さんよりありがとうを言ってもらうにはどうしたらよいか。 ・物を作る→それをバザーか何かで売る。 ・キッチンまで歩いてこれない人のために、カセットコンロを使ってテーブルの上で料理したらいいんじゃないだろうか。あ、でもホットプレートでいいんだよな。でもフライパンとか使えないしな、やっぱりカセットコンロにしよう。 ・かき氷器を使って、自分たちで作る。 ・外国の挨拶の紙を貼る。 すごいいいなと思ったシーン。冒頭とラストに出てくるのだが、イベントか何かで加藤さんが黒子の格好しているのよね。これ大好き。介護職がなんたるかと表してると思った。 ■
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by soundtrack6969
| 2016-11-25 00:38
| 介護
対話型ファシリテーションの手ほどき 中田豊一 を読みました。
経緯、、先月、自主勉強会に参加。読んでないのに。ワークショップのようで楽しめたので、本も購入。 本のポイント。事実質問を使った対話術の紹介。シンプル。なぜ?どうでした?を使わず、いつ?どこ?だれ?に置き換えて質問する。それだけ。いくら?いくつ?もOKか。 考えさせず、思い出させる。それだけで、本人が勝手に気づき解決に向け動き出す。問題解決の本でもあります。 介護の職場、生活で実践。その感想をば。 ・毎日、「いつ?」をいくつ入れ込めるかと考えている。たとえすぐ問題解決につながらなくても、その一歩が練習になるのだ。 ・先日使ってみて、会話の流れがいつもと違う方向に行く実感があった。これが本にあった景色がかわるということか。 ・これは何ですか?を聞くためには、相手の持ち物を観察しなければならず、しっかり観察することにつながる。先日は、職場で会う前に、あの人のあのアイテムは「これは何ですか?」を聞いてもおかしくないかな、などと作戦を練り、いざ会った際は会話をするのが楽しみだった。 ・どんな風にやる・使う・する のですか?は事実ではなく考えを聞いてしまっている。一番最近○○したのはいつですか?と聞くとよい。 ・yes no質問は事実質問だという意見があったが、僕もその時は思ったが、よく考えてみると違うと思うにいたった。「井戸は役に立ってますか?」「はい」(実は使ってない)など、ありうる。 ・認知症の方には不適切かと。いつですか?どこですか?と聞くと、覚えていないことが多い。それを気にして落ち込んでしまう。(というか相手が認知症と分かってる時点で昨日何食べました?などは聞いてはいけない)
認知症の方に対しては、今にフォーカスして対話するとよいので、、その服素敵ですねとか、天気が悪いですね、とか、今現在見え・知覚できるものを話題にする方が適切。 気づいたこと:この対話術は、認知症の方が障害されることの多い脳の記憶領域を質問するのだな。(数日前~数か月前の、エピソード記憶。)それが自己覚知につながり問題解決にもなるということ。 ・自分に使ってみると有効だ。悩みを解決できるツールでもある。介護現場で同僚へ使ってみるのは有効かと。入居者さんと、スタッフ間で切り替えていくことが難しいように思う。 ■
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by soundtrack6969
| 2016-10-30 02:20
| 本
・モーガンフリーマン 時空を超えて
・アイデンティティと記憶 ・鏡の見方、自分とわかる ・チョコの箱に入ってたペン→最初は何だと思ってた?「ペン」間違った過去の自分は自分ではない。成長すると間違った自分は自分だと分かる。 認知症の作話とつながる ・思いでを百個思い出してもらう。人や場所に結びついている。その単語を組み合わせて将来を予測 海馬は未来を考える時も働いている。 ・海馬を損傷した患者の話。毎日が夢から覚めたような感覚→自分という感覚を失う ・記憶はインクで書いた文字。すぐに吹けば消える。書けばずっと残る。思い出すことはあとから書き直すこと ・トラウマ、つらい体験を文章にして読み上げる ・大脳新皮質前は複雑後ろは視覚の情報処理のみ ■
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by soundtrack6969
| 2016-07-09 01:15
| その他
久しぶりの投稿。
なんか、以前の記事をパラパラと読んでいたら、面白い。よくやってたな、自分。今より昔の方がなんかのびのびしていたんじゃないか。あと、何かはじめるかも?!ってワクワクしていた感じもあり。それが演劇に出会い、人に出会い、でここまで来たんですけどね。さあ、意外と昔の方がいい男だったか。 ■
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by soundtrack6969
| 2016-03-11 00:14
| その他
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