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ひさしぶり、、、5年ぶり位?!の投稿!!
「アトリと五人の王」という本を読みました。菅野雪虫 という作家さんの小説です。児童文学の欄においてあった。 いやあ、面白かった!9歳から五人の王様に嫁ぐことになる姫君アトリの物語。最初の王様からして重い病で寝たきりだったという読んだことのない設定にびっくりした。そして最初のアトリはぼーっとして何も考えていない。見た目も良くない。そんな彼女が、最初の王様に知識を学びたい!という気持ちに火をつけられていくことでどんどん変わっていくところが面白い。 一番気に入ったところは、最初の王様である「月の王」が家来たちに姫様への態度を指示するところ。実家で放置させられていた(ネグレクトですね)彼女の境遇を知り、「いくらでも甘えさせてやってくれ」と言う。そして質問しても、甘えても怒られないと実感させてあげることで「信頼できる大人に会えた」。そして「これからしばらくわがままになるだろう」とどうなるかを見通している。「声を荒らげず、突き放さず、さとしてやってくれ」と指示するのだ。 月の王、スゴイ!!なんですか、児童心理学を学んだのですか。態度が変わらないと知ると泣いたあとも再チャレンジしたり、自分で気分を変えることをするようになる。うーん、このシーン子育てにはとても参考になるな。 その後の展開も、五人の王様とどう結婚し、どう分かれるのか?を期待しながら読むことになる。その展開も怒涛、、、、うーん、数奇な運命とはこのこと。嫌いな人や敵だと思っていた人も、良いところや人間的に好ましいところがある。そういったことを教えてくれるお話でしたね。 後半ちょっとあらすじみたくなるのが惜しいかな、これはもっと長い物語にもなるくらいの密度の濃いお話でした。 #
by soundtrack6969
| 2022-02-04 23:54
| 本
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認知症について、考えていること。たくさんあるがとりあえず全部吐き出しちゃおうと思ってここに書きますね。
そうだな、、、こないだ、スタッフに伝えてなるほど、と言われたこと。 夕方、何度も立ち上がるふらつきのある利用者さん。見守りでつかないといけないのだがあまりに頻回のため、夕食作りとか、トイレ介助とかに入れなくなり、現場は立ち行かなくなってしまう。あんなに立ち上がっているから、あの方は褥瘡(とこずれ)が出来ないんだね~。 日中、何度も平気か?を言う入居者さん。何を見ても、なんども 平気か?平気か?と聞いてくる。最初は平気ですよ、と答えていたスタッフたちも後半反応しなくなってくる。 むせがある方なのだが、誤嚥性肺炎にはならない。ああやって話しかけることで誤嚥予防になってるんだねー。 困った、と思う行動も、それによってメリットがあるという話。 #
by soundtrack6969
| 2017-08-24 00:40
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ツイッターで書ききれないので、こちらにまとめてみます。
今日、新人社員にホーム長が同行で指導していました。私の職場はグループホームという小規模単位の介護施設なのですが、一ユニットで九人の利用者さんがいます。 朝食について、細かな注意事項があるのですが、ホーム長は新人に、提供のたびにこと細かに伝えていました。 「○○さんは呑み込みが悪いからとろみ材をつけて、、、とろみの形状はこのくらいで、そのためにはコップ一杯にいれるとろみ材はこの位の量で、、、。」 「◇◇さんは食事中進まなくなってしまうから時々促して、まず箸をもってもらってから声をかけてね。スタッフが食べさせちゃだめですよ、それは本人のできる部分を奪ってしまうからで、、、」 聞いていて思ったこと。これ、覚えきれるのかなあ?細かな注意事項がそれぞれの方にあり、それが九人分。一度聞いただけじゃわからないよな、でもこの上司は次回忘れていると、「前に教えたよね?」と注意してくるので、、スタッフがかわいそう。 これは、「自分の頭で考えて動く部下の育て方」のP91ページ、一気に教えすぎに当てはまる。これは私もやってしまっているなー。なぜかというと、どれも大事な情報だと思っているから。伝える情報の、優先順位がたてられていないから。それに、教える時間があまりないと思っているから、教えられるうちにたくさん伝えておこうと思ってしまうのだな。と、いう気付き。 さて、本ではどんな対策が取られているか?、、、ふむふむ。コピー取りを例にとっているのだが、具体的な教え方が書いてある。うーん、一日に一回しかない食事の場面だと、繰り返し型にするのが難しいかな?まず上司がやってみる。→本人にやってもらう。注意点を一緒に確認する。→一度本人にやってもらう→おさらい→その場を離れてやってもらい、終わったら声をかけてもらい、チェックする。 気づいたこと。教える前に準備が必要だ。例えば朝食の提供。僕のホームでは、トースト、卵焼き、スープ、バナナヨーグルトを提供している。一人ひとりの朝食の準備~提供までを分解しておくことが大事だ。こんな細かいこと?と思うけど、ひとつの工程としてちゃんと理解していないと、注意点をまとめて教えられない。いきあたりばったりになってしまう。 そして、職場での業務の標準化が必要。朝食の提供であいまいな部分があり、スタッフ間でやり方が違う。聞く新人は混乱するだろう。 会議で、仕事を分解し細かい工程にまとめること。そして業務内容を決定しスタッフによるブレがないようにすること。が、部下指導に入る前の第一歩なのだ!わ、、すごい発見だ。実際の指導する前から、始まっているのだ。 そうそう、介護現場ではずっと同じ人について教えてもらうのは中々難しい。色んな先輩社員、いうなれば複数の上司から、同じ内容の仕事を教えてもらうことになる。社員間の仕事のとらえ方が共通化できていないと混乱が生まれるし、教えかたもできればある程度同じにしておきたい。 今回読み直して心に残ったフレーズ。 ・一つ二つ、できていない点が目についても、すぐには指摘しない。 ・注意点を一つ一つ口に出して一緒に確認していく。(そうか、一つの工程に分解したら、注意点をリストしよう) ・おさらいは質問の形で行う。 ・その場を立ち去る。 #
by soundtrack6969
| 2017-03-09 20:30
| 介護
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「上司一年生の教科書 自分の頭で考えて動く部下の育て方」篠原信
この本は、新人の部下にどのように仕事を教えたらいいか、が書いてある本です。 上司は仕事ができなくてもかまわない。上司は威厳がなくてもかまわない。など、今までにないリーダー像を提案しているところが新しいと思いました。 この本のテーマは、どうして指示待ち人間が生まれてしまうのか、どうしたら自分の頭で考える人に育つのか、です。一生懸命説明して、熱意をもって指導すればするほど、指示待ちの人間になってしまう。それを解決するためのアプローチ方法が具体的に書いてあります。ポイントは、教えないこと。どうしたらいいと思う?と聞いてしまうこと。そして出てきたアイデアを、おもしろがること。だと書いてあります。 第三章のコピーの取り方、メールの書き方、商談のロールプレイング、の具体例はなんども読み返して自分の身につけたいところだと思いました。 この本に共感するところとしては、作者の今までの失敗の経験が非常に痛みをもって感じられることです。その思いがあるから、こうして本にかけるノウハウを身につけたんだろうな、と納得します。それは、私もうまく働けた経験がないから、その気持ちに共感してしまうんだと思います。 #
by soundtrack6969
| 2017-02-09 22:06
| 本
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by soundtrack6969
| 2017-01-27 00:52
| その他
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